
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
・アイデア創出フレームワーク
・ビジネスを作ってみる
この記事を書いている筆者は、
この記事を読めば、30分で事業は作れてしまいます。これまで悩んでいたことが本当バカらしく思えるほどになっている思います。
「起業=ゼロからこれまで誰もやっていないアイデアが必要!」だと思っていた方、新規事業担当の方は、参考にしてみてください。
では、いきましょう!
ゼロから考えるな。全ては掛け算

「事業アイデアを考えてください。」
こう言われると、多くの人は「ゼロから考えないと」となるはずです。
しかし、新しく見えるものの多くは、既存の要素を掛け合わせたものです。
たとえば、こんな例があります。
・iPhone:電話 × タッチパネル × 音楽プレーヤー × インターネット
・Amazon:ネット通販 × 物流 × インターネット
・Uber:配車 × スマホの位置情報(GPS)
つまり、普段当たり前のように使っているサービスも、既存と既存の掛け合わせで生まれたイノベーションなのです。
とはいえ、本物の「0→1」がないわけではありません。

ピーター・ティールは、書籍『ゼロ・トゥ・ワン』で、うまくいっているものを広げる進歩(1→n)と、誰もやったことのないことをする進歩(0→1)を分けて考えています。
そして、0→1を生み出す出発点として、「賛成する人がほとんどいない、大切な真実は何か」を問うことを挙げています。
たとえば、Airbnb。

「知らない人に、自分の部屋を貸す人なんていない」と、大半の人が思っていたところから生まれたサービスです。
こうした「隠れた真実」を見つけるのは、簡単ではありません。
時間も資金も必要です。最初の一歩としては、ハードルが高いのが現実です。
だから、まずは掛け算から始める。 それで十分に、新しい事業は作れます。
アイデア創出フレームワーク

掛け算フレームワーク「クロスクリエイティビティ」を解説します。
ここでのポイントは、2つ。
①適当に掛け合わせてはいけない。
②片方に比重をおく。
詳しく解説していきます。
①適当に掛け合わせてはいけない。

前提として、いくら掛け算だからといて何でもかんでも掛け合わせれば良いと言うものではありません。
意味ある掛け合わせが重要です。
なぜなら、そもそも事業として不成立になるからです。
例えば、あなたがジムを開業したいとして、ジムと本屋さんを掛け合わせても新しい価値が生まれるでしょうか?
体をこれから鍛えたいと燃えてる人が、トレーニング前や中に本なんて読まないですよね?
②片方に比重をおく。

ここが重要です。
ただ掛け合わせをした。それで終わっては新しいアイデアとは言えません。
なぜなら、比べられて終わるからです。
ジムと〇〇を掛け合わせて新しいジムです。と言っても、それはただのジムであって値段や立地の勝負になります。
大切なことは「本業とサブを入れ替えること」
どう言うことかを次の成功事例で解説します。
蔦屋書店 × カフェ:コーヒーが主役で本はサブ

- 本屋 × 居心地のいい時間
- 本だけを売る店とは、比べられにくい
- 結果、本はついでに売れる
ちなみに、現代において「本屋さん自信が本は売れない」と断言しているぐらいですので、これもまさに新しいアイデアだと言えます。
ジム × 旅行:旅行が主役、トレーニングはサブ

- ジムを「ツアー会社」として見せる
- 旅先のホテルを回る
- 泊まるホテルのジムで、パーソナルトレーニングをする
ポイントは、「ジム」と名乗らないことです。 旅行が主役なので、他のジムと比べられません。
もう一つ、ここは比重を置き換えるとは少し異なった発想ですが、これも立派なクロスの思考ですので紹介しておきます。
エアークローゼット:服のレンタル × スタイリスト × 宅配

- プロのスタイリストが選んだ服が、自宅に届く
- 月額制で借りられる
- 気に入った服は、購入もできる
服屋、レンタル、宅配。 既存の要素をひとつにまとめた例です。
ビジネスを作ってみる

では、実際にビジネスを作っていきましょう!
ここでは、プライベートジムを例に、架空の記入例で進めます。
STEP1:表を埋める

- WANT/CAN:自分がやりたいこと、得意なこと、できること
- WHO:それに興味を持つ人
- WHY:その人が、なぜ興味を持つか
- WHAT ALSO:その人が、同じく何に興味を持つか(自分なりの仮説を立てる)
WHOとWHYを1組にして、その組ごとにWHAT ALSOの仮説を立てるのがポイントです。
記入例(架空)はこうなります。
WANT/CAN:プライベートジム
|
WHO |
WHY |
WHAT ALSO |
|
女性 |
外観を気にする |
おしゃれ |
|
健康意識が高い |
健康維持のため |
スーパーフード |
|
富裕層 |
値段が高くても払える |
時間、ワントゥーワン |
|
痩せたい人 |
一人だと意思が弱い |
ルール、決まり、管理 |
コツは、WHOを1人に絞らず、複数の切り口で書き出すことです。
掛け合わせの相手(B)は、WHAT ALSOの中に隠れています。
STEP2:WHAT ALSOから1つ選び、主役を入れ替える

WHAT ALSOの中から、1つ選びます。 ここでは「時間、ワントゥーワン」を選びます。
- 「特別な時間」「マンツーマン」を主役にする
- トレーニングはサブにする
大事なのは、Aを強くすることではありません。
WHAT ALSOで選んだ方を主役にすることです。
STEP3:元の名前を捨てて、呼び名を決める

最後に、名乗り方を変えます。
- 「ジム」ではなく、「旅行会社 × ジム=トラベルフィットネス」や「プライベートリトリート」
※ここでのネーミングセンスはご容赦ください。
呼び名が変わると、比べられる相手が変わります。
これが、差別化の正体です。
4つの項目を埋めるだけで、競合と比べられにくいアイデアの土台ができます。
まとめ

この記事のポイントは3つです。
- 新しいもののほとんどは、既存の要素の掛け算
- 片方を主役にすると、差別化になる
- サービスの見せ方を変える
ただ、アイデアができただけでは、まだ事業になりません。
その事業は、本当に儲かるのか。
後編では、3C分析、4P分析、USP、フェルミ推定を使って、アイデアが事業として成り立つかを確かめます。
そのあとは、事業計画書づくりです。
今回は以上です。

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